エコテックスは最終商品の安全性テストを実施するスイスの機関です。商品工程に使われる原材料だけでなく全化学薬品の安全性がテストされる極めて信頼性の高いものです。さらには市場の買い上げテストも実施されます。弊社の発売するオーガニック商品はエコテックスの中でも最も基準の厳しいclass1をクリアしています。
これは幼児が口に含んでも安全というレベルです。
１９９２年以来｢エコテックス規格１００｣は、繊維製品に関する安全性の国際規格となっています。試験に合格し、認証を受けた繊維製品には、健康を損なう恐れのある濃度の有害物質が含まれていないことが証明され、お客様の健康に対して安全な商品を提供していることが保証されます
安心して使えるテキスタイル商品を目指して！
エコ・テックス協会は、ヨーロッパ１１ケ国のテキスタイル研究機関からなる
国際的な協会です。
この協会のエコテックス・マーク認定を受けた商品は、
製造国、流通市場にかかわらず、同じ条件の元で認定されています。
エコテックス・マークは、消費者の方々に健康に害を与えない安心して使えるテキスタイル商品を
選んでいただくための目安として付けられています。
環境にやさしいという意味ではありません。
幸いなことに、人体に直接危険を与えるテキスタイルは殆どありません。が、
一般の消費者にとってテキスタイルを購買する際に、その商品がどの程度、
健康に影響を及ぼすものなのか、判断するのは殆ど不可能です。
そこで、「エコテックス・マーク」が、選択の目安となるのです。
これらのマークは、シーツ・布団カバー・布団・まくら・タオル・下着・シャツ・
作業着・婦人服・テーブルクロス・家具用布地のような商品に付けられています。
エコテックス・マークという名前から、有機農法によって育成された原料を連想
されるかもしれませんが、天然素材を使ったもの、化学合成の素材を使ったもの、
どちらにもこのマークは適用されています。
エコ・テックス・マークは、ヒューマン・エコロジーにそって製造されたもの、つまり、
使う人の健康に悪影響を与えない、人体に有害な物質を使わない、
そういった商品に付けられています。
エコ・テックス・マークは、エコ・テックス基準に基づいて、検査を通過した
商品にのみ認定されています。
日本でアレルギー対策としてよく使われる、防ダニ・抗菌・防臭加工などを施すと
このマークの認定は受けられないのです。
つまりエコ・テックス基準に合わないということです。
それだけ厳しい！
エコ・テックス基準１００では、人体に有害と認められている、あるいは疑いのある以下のような
化学物質に対して限界値を定めています。
・フォルムアルデヒド
商品に含まれるもの、また商品から気体として発散されるもの。
・クロム、コバルト、ニッケル、銅、カドミウム、鉛、水銀などの重金属。
汗や唾液などによって溶解されるもの。
・殺虫剤、除草剤
・染料に含まれる香料アミン
・フェノール、合成保存料
・アレルギーを引き起こす染料
・特に酸性やアルカリ性の強い化学物質
・ポリエステルの染色に使われる補助化学物質
・特に臭いの強い物質。石油、ナフタリン、香料など
エコ・テックス・マークの認定機関は、常時製造過程の抜き打ち検査を行い、
認定を受けた商品が常にエコ・テックス基準を守っていることを保証しています。
認定は商品の生地のみでなく、商品に使っているファスナー、ボタン、テープ、リボン、
ラベル、枕や布団の中身の綿や羽毛などにも適用され、これらの材料すべてにおいて
エコ・テックス基準を守っている商品のみにエコ・テックス・マークが与えられます。
エコ・テックス・マークは企業任意の制度で、種々の化学物質の制限値は専門家によって
認定され、科学的に有害性を証明されていない物質でも、その疑いがある物質には
制限値を設け、消費者の保護に努めています。
特に長時間にわたって直接皮膚と接触する商品には厳しい制限値が設けられています。
直接生地と接触することによって、皮膚を通じて人体に悪影響を与えたり、汗で化学物質が
溶解されたりすることがあるからです。
乳幼児用の商品にはさらに厳しい制限が課せられています。
乳児は生地やボタンなどを口に含んだりなめたりしますので、唾液によって溶け出す恐れのある
物質は特に厳しく制限されています。
また乳児の皮膚は非常に敏感ですので、後にアレルギーを引き起こす恐れのある物質には
特に気を使っています。
またウレタンなどを含む商品によっては、吸い込むと有害な気体を発生するものがあります。
ですから、マットレスから発散される気体には特別な規制が設けられています。
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