☆2008年6月22日(日) 【第11話『新発売!脱・メタボリックアンパンはいかが?』】 「松田 琴美、17歳。 趣味は競馬と競馬ゲーム。 ニートであり、主人公。 彼は選ばれし変態戦士オコトマンとして、全世界アンパン中毒を企む○ンパンマンの野望を阻止する為に立ち上がった! この物語は、琴美と○ンパンマンの壮絶な戦いを描いた、熱きヒューマンドラマである!」 「琴美くん?どうしたの?」 「あ、アリスさん。この番組の主旨を確認しようと…」 「主旨なんてとうの昔に忘れられてるわよ」 「そうなんですか!?」 「それにヒューマンドラマじゃないし」 「それは…言いたかっただけです…」 第11話『新発売!脱・メタボリックアンパンはいかが?』 ○ンパンマン号の中。 「○ンパンマン号を手に入れ、しょくパ○マンとカ○ーパンマンがレギュラーになったとはいえ、まだまだ全世界アンパン中毒には程遠いな…」 足を組みながら呟く○ンパンマン。 「当たり前です。調子に乗らないでください」 ○ンパンマン号を運転しながら毒を吐くバ○子。 ○ンパンマンが運転するとエンストするのでバ○子が担当。 「何か、こう…効率の良い方法はないものか…」 「そんなの考える暇あったら運転上手くなってください」 「そんなのって…一応この組織の目的は全世界アンパン中毒なんだが…」 「レギュラーになったしょくパ○マンとカ○ーパンマンにも聞いてみたらどうです?」 「ああ、そうだな…。二人とも、何かあるか…」 そう言って後ろを向く○ンパンマン。 「カ○ーパンマン、どうしたんだい?その腹は?」 「はっはっは。最近太ってきたんだよ」 無視。 「ブヨブヨじゃないか」 そう言いながらブヨブヨになったカ○ーパンマンの腹を触るしょくパ○マン。 「はっはっは。メタボリックかな?」 ピク メタボリックという単語に反応する○ンパンマン。 「メタボリック?」 「リーダー、どうしました?ケンタッキーフライドチキンじゃないですよ」 「いや、聞き間違えないしケンタッキーフライドチキンに反応した事も無いし…」 「じゃあどうしました?」 「ふふふ…全世界アンパン中毒の素ん晴らしいアイデアが浮かんだんだよ…」 不敵な笑みを浮かべる○ンパンマン。 「気持ち悪いです」 「酷いよバ○子!」 「事実です」 ところ変わって、正義の組織バイバイキーンの総司令室。 「そうか…○ンパンマン号なる兵器を手に入れたか…」 「はい。そうです」 ○イキンマンに報告に来たうさぎさんチーム。 「○ンパンマン…また厄介な物を…」 顔をしかめる○イキンマン。かなりブサイク。 「それより2回振りの登場ですが、今まで何してたんですか?」 「ん?それは…まあ、色々と…」 「(この流れはまた…)」 「(そうだな…)」 「(ヒヒヒヒ…)」 「どうせまたアダルトビデオ見てたんでしょ」 「いや、だから違うって、アリスちゃん!」 「アリスちゃんと呼ばないでください。セクハラです」 「(やっぱり…)」 「(やっぱりか…)」 「(ヒヒヒヒ…)」 「このテレビを点けたら『あはーん』とか『いやーん』とか言ってるんでしょ」 「だから違うって、アリスちゃん!」 「そ〜れ〜」 そう言ってテレビの電源スイッチへと人差し指を伸ばすアリス。 しかし… ピッ 『○ンマンパン、テレフォンショッピングー!』 「え???」 全員目が点になる。 それもそのはず、アリスはまだテレビの電源スイッチを押してない。 「なに?こういうビデオなの?それともポルターガイスト?ラップ現象?総司令の呪い?」 「アリスちゃん…私まだ生きt」 『この番組は、全国強制放送でございまーす!勝手にテレビが点いちゃって「故障かしら?」なんて思ったそこのあなた!故障じゃないからご安心を!』 「こういうビデオでもポルターガイストでもラップ現象でも総司令の呪いでもないみたいだな」 「豪打くん…私まだ生k」 『さてさて、本日ご紹介するのは… 脱・メタボリックアンパン!』 「脱・メタボリックアンパン…」 また全員目が点になる。 『そこのあなた!「最近太ったな〜」なんて思ってませんか? そんなあなたにオススメしたいのがこの脱・メタボリックアンパン! このアンパン、なんとカロリーゼロ! 特殊な製法で製造しているので、アンパン本来の甘さもあり、食べ応えも十分! この商品を1ヶ月食べたKパンマンさんは、体重が5kgも減りました! 「1ヶ月朝昼晩と食べ続けた結果、痩せる事が出来ました。 食べながら痩せるなんて、これほど素晴らしい事はないです!」 今なら一緒に飲むと効果倍増の脱・メタボリック牛乳も付いてきます! ぜひこの機会にお求めを!電話番号は…』 「これは…○ンマンパンとか言ってたけど、明らかに○ンパンマンよね」 「ああ、明らかに○ンパンマンだな…」 「これはいい!早く電話しないと…」 「ヒヒヒ…総司令は電話する気だぜ…」 「…総司令もこのテレフォンショッピングも無視していいでしょ。どうせ失敗するんだから」 「そうですね…」 と、うさぎさんチームは事態を軽く見ていた。 またところ変わって、ソレイーケの中。 プルルルル 「はい。○ンマンパンテレフォンショッピングです。脱・メタボリックアンパンを10セットですね。かしこまりました。少々お待ちください」 プルルルル 「ハロー。しょくパ…じゃなくて、○ンマンパンテレフォンショッピングです。脱・メタボリックアンパンを6個かい?オーケー。少し待ってくれるかい?」 うさぎさんチームの予想とは裏腹に、○ンマンパンテレフォンショッピングはかなりの反響を呼んでいた。 「はははは!まさかこんなに注文が来るとは思わなかった!さすが私だ!」 「調子乗ってないで電話の応対をしてください」 「ああ、すまない…」 こんな感じで数日後。 バン!! 「みんな!大変だ!」 うさぎさんルームに豪打が慌てて入って来た。 「ヒヒヒ…どうした、豪打…。また体脂肪率が減ったのか?」 「そうそう、この前の5.7%から5.5%に…って違う!!」 ナイスノリツッコミ。 「とりあえずテレビを点けてくれ!」 「なに?アダルトビデオの流れは終わったわよ」 「いやあ…実はあれからあのビデオが気になって…だから違う!!」 ナイスノリツッコミ。 「テレビですね?ポチッとな」 ビーン 「!?!? こ、これは!?!?」 テレビを点け、うさぎさんチームが目にしたものとは!? [続き] [応援のお便りを出す] [応援のお便り] <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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