変態戦士オコトマン

2008年5月24日(土)
【第10話『超越!!そいつの名前は邪夢おじさん!!』】
「微妙な終わり方だな…」


【前回の話】

○ンパンマンは○ンパンマン号という新兵器を手に入れた!!

どうやって手に入れたのか!?今回の前半でそれが明らかに!!

よかったね、○ンパンマン。第10話スタート!





「あー…ものすごく疲れた…」


琴美が○ンパンマンを改心し、○ンパンマンがその場に正座、琴美がそのまま倒れた直後。


「うーん。正座はいいなー」


正座の喜びを感じる○ンパンマン。


そこに…


「目覚めよ、○ンパンマン…」


「ん?誰か呼んだ?」


「さあ、立つんだ。○ンパンマン…」


「だ、誰ですか?どこにいるんですか?」


立ち上がる○ンパンマン。


「私は…邪夢(じゃむ)だ」


「邪夢…?」


「そうだ…人は我をこう呼ぶ…『邪夢おじさん』と…」


「邪夢おじさん…?名前の割に随分かわいく呼ばれてるんですね…」


「何故かは知らないが、邪夢にはおじさんが合うそうだ…」


「そうなんですか…」


「そうなんです…じゃなくて、そうなのだ…」


「ところで…邪夢おじさんはどこにいるんですか?周りには何も無いんですが…」


はたから見たら空を見ながら独り言を言ってるように見える○ンパンマン。


「…○ンパンマン、君には我の姿は見えない。君には果たすべき野望があるはずだ…。忘れたのか…」


「うーん…あったような…今は正座してるだけで幸せです」


「そんな幸せ、寂しいだろう…。思い出させてやろう…。目を閉じるのだ」


「は、はぁ…」


姿の見えない邪夢の言われるがままに目を閉じる○ンパンマン。


「………!?!?


うわぁぁぁぁっ!!」


「これぞ邪夢おじさんの特技!精神操作解除だ!」


説明しよう!邪夢おじさんはものすごいから○ンパンマンが精神操作されてるのはお見通しなのだ!なので邪夢おじさんは○ンパンマンに精神操作解除として、ある映像を見せたのだー!


「うわぁぁぁぁっ!!バ○子ぉぉぉぉっ!!」


○ンパンマンが目を閉じて見てるのはバ○子が○ンパンマンを罵倒している映像だ!○ンパンマンは客観的に自分を見てるのだ!


以上、説明終わり!


「うう…はぁはぁ…わ、私は何を…」


「戻ったか」


なぜ罵倒されてる映像で改心が直るかは気にしない。


「な、なんだ?声が聞こえる…」


「私は邪夢…」


また自己紹介。


めんどくさいので自己紹介が終わったあとから。


「…というわけで、我は君の精神操作を解除したのだ」


「そうか…。礼を言おう。でもなぜそんなことを…」


「それは…あれだ。我はヤッターマンで言うドクロベエの位置だからだ」


「いや、そうだとしてもあなたに全世界のアンパン中毒は関係無いんじゃ…」


「我はアンパンが好きなのだ…」


「え!?本当か!?」


「ああ。特につぶあんが…」


「奇遇だな!私もつぶあんが好きなのだ!」


「おお!そうか!君もつぶあんが好きか!」


「ああ!つぶあんの粒がたまらん!」


「そうだよな!粒最高だよな!」


…と、すっかり意気投合した○ンパンマンと邪夢おじさん。


でもはたから見たら○ンパンマンは1人で喜んでる変人。


「…というわけで、我はアンパンが大好きなのだ。だから…全世界アンパン中毒の手助けをしよう…」


「マジか!手助けってなんだ!?」


「後ろを見たまえ!」


「後ろ?」


そう言って振り向く○ンパンマン。


「な、なんだぁ!?」


そこには、翼や車輪が付いた巨大な○ンパンマンの顔が違和感たっぷりにいた。


「………」


口を開けたまま巨大○ンパンマンの顔を見てる○ンパンマン。


「ん?どうした?」


「これは…私か?」


「そうだ。君の顔を元に作った超最新型戦艦、○ンパンマン号だ」


「○ンパンマン号…」


「君にこの○ンパンマン号を渡す。この○ンパンマン号で、全世界アンパン中毒を成功させるのだ!」


「任せろ!邪夢おじさん!」


そう言って○ンパンマン号に乗り込む○ンパンマン。


「あ、そうそう。バ○子さんはあっちの方向にいるから」


そう言うと、○ンパンマン号内のモニターに矢印が出る。


「あっち?なぜ分かる?」


「それは我がヤッターマンで言う…」


「わかったわかった」


「…そういうことだ。頑張れ、○ンパンマン!」


「おう!ありがとう!」


○ンパンマンは○ンパンマン号のハンドルを握った。


「よし!!○ンパンマン号、発進!!」


ブォォォォ…


ガックン


ドスン


「あら?」


「○ンパンマン、エンストだ…」


「エンスト…」


「エンジンストップだ」


「分かってるよ!!なんでマニュアルなんだ!!」


「しょうがないじゃないか…。マニュアルの方が安いんだもの…」


「そこでケチるな!!超最新型戦艦じゃないのか!!」


「すまん…」


「…まあいい。そのうち慣れる。あらためて、○ンパンマン号、発進!!」


ブォォォォ…


ガックン


プスン


「………」


「エンストだ」


「言われなくても分かってるよ!!」


このあと5回程エンストを繰り返した。


ちなみに○ンパンマンは無免許。


ブォォォォ…


トロトロ…


ヴーン


「あぁ…やっと動いた…」


「よし…○ンパンマン。全世界アンパン中毒の成功を祈ってる…。そして、我につぶあんのアンパンを…」


「任せろ!食べ切れないほど用意してやる!


○ンパンマン号、発進!!」


ガックン


ドッスン


「………」


「残念だが…エンストだ」


「ぬぉぉぉぉっ!!!」





ブォォォォ…


「バ○子ぉぉぉっ!!」


「う…この品の無い叫び声は…リーダー…」


うつぶせになってるバ○子の元にガックンガックンいいながら○ンパンマン号が到着。


「う…私ももうダメね…リーダーの不細工顔が大きく見え…」


「今助けるぞぉぉぉっ!!」


ガックン


ドン


エンスト。


「ちっくしょぉぉぉっ!!」


[続き]

[応援のお便りを出す]


<<重要なお知らせ>>

@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
@peps!・Chip!!は、2024年5月末をもってサービスを終了させていただきます。
詳しくは
@peps!サービス終了のお知らせ
Chip!!サービス終了のお知らせ
をご確認ください。



[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
++新着日記++