変態戦士オコトマン

2007年12月3日(月)
【第3話『変態戦士の秘密!』】
「あれがバイバイキーン…」


【前回の話】

変身した琴美は見事○ンパンマンを改心、謎の美少女、板垣・アリス・スタローンからソレイーケの野望を聞いた!

そして正義の組織バイバイキーンを目の当たりにした!

琴美はどうなる!?第3話スタート!





ヘリコプターがバイバイキーンに到着。


「降りていいわよ」


「あ、はい…」


入口前に行く板垣・アリス・スタローン。


「…早く来なさいよ、このポンコツ!」


ガン!!


入口を蹴るアリス。


ブィーン…


謎の機械が出てくる。


「ピー…人物照合…板垣・アリス・スタローン。17歳。非常に暴力的…」


「うっさい!!」


ガン!!


「ピー…合言葉ヲドウゾ。バイバイグッバイ…」


「ふぅ、やっとね…フォーエバーバイキーン」


「ピー…承認シマシタ。ドウゾ」


「いいわよ。来て」


「はい…」


どう見ても連れてかれる感じの琴美。


そして中に入った琴美はさらに驚く。


「な、なんじゃこりゃぁぁぁぁっ!?」


琴美の目には22世紀とか近未来都市みたいな感じの世界が広がっていた。





「…………」


開いた口が塞がらない琴美。


「琴美くーん。こっちよー」


アリスがエレベーターらしきものの近くで待ってた。


「へ?あ、はい!」


急ぐ琴美。


「えーっと…30階ね」


「さんじゅう!?」


「しっかり捕まってて。すごく揺れるから」


「いや…あの…」


グォーーーーン↑↑↑


「あ゙ぁぁぁぁぁぁっ!!!」


「だから捕まっててって言ったじゃない」


琴美は30階に向かって猛スピードで昇るエレベーターの安全棒に必死に捕まった。


「ア、アリスさんは平気なんですかぁぁっ!?」


「もう慣れたわ」


「な、慣れたってぇぇぇっ!?」


「もう少しで着くから、頑張って」


「あ゙ぁぁぁぁぁぁっ!!!」


チーン


30階到着。


「はぁ、はぁ、はぁ…」


四つん這いの琴美。


「大丈夫?」


「な、なんとか…」


「あともうちょっとだから、頑張って」


「もうちょっとって…どこに向かってるんですか?」


「バイバイキーンの総司令のところよ」


「あぁ、総司令…ってえぇぇぇぇっ!?そ、総司令!?」


「そ。いろいろ報告したい事あるし」


「ま、まさか総司令のとこに連れてって捕獲するなんてことは…」


「だーいじょうぶ。そんなことしないわよ」


「ならいいんですけど…」


「もう歩ける?」


「あ、もう大丈夫です」


「じゃ、行きましょ」


歩き出す琴美とアリス。


5分後。


『総司令室。用がある人はノックしてね♪』と書かれた扉に到着。


「(軽いな…)」


コンコン


「誰だ〜?」


「板垣・アリス・スタローンです。報告に来ました」


「んー。入っていいよー」


「失礼します」


ガチャ


「琴美くんもいいわよ」


「はい…」


総司令室に入る琴美。


「あ。閉めてね」


「あぁ、はい…」


ガチャ


「さて…ご苦労だったな。アリスくん」


「いえ…任務なので…」


フカフカの椅子に座って外の方を向いてる総司令と、入口近くから喋るアリス。


「じゃあ早速報告を聞こうか」


「はい。ソレイーケの攻撃はアメリカに及び、アメリカは侵略されました」


「そうか…止められなかったか…」


「はい…。そして、ソレイーケは日本に攻撃を開始しました」


「遂に日本まで…」


「あのまま日本も侵略されると思いましたが、彼のおかげで侵略は免れました」


「おぉ、そうか。よかった…。ということは彼が例の…」


「はい。そうです」


「選ばれし改心戦士か」


「はい。選ばれし変態戦士です」


言ってることが食い違う総司令とアリス。


「いやー。君が琴美くんか。助かったよ。本当にありがとう」


琴美とアリスの方に振り向く総司令。


「な…」


そこで琴美が見たのは、○カチュウになりきれていないような紫の謎の生物だった。


[続き]

[応援のお便りを出す]
[応援のお便り]

<<重要なお知らせ>>

@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
@peps!・Chip!!は、2024年5月末をもってサービスを終了させていただきます。
詳しくは
@peps!サービス終了のお知らせ
Chip!!サービス終了のお知らせ
をご確認ください。



[ホムペ作成][新着記事]
[編集]

無料ホームページ作成は@peps!
++新着日記++